大山ハム

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ハワイアンポチキの開発


「一口食べれば、たちまち口中に広がる強烈な唐辛子の辛さと、混然一体となった豚肉とガーリックの旨味に陶然となる」といえば、当社個性派ナンバーワンの「ハワイアンポチキ」のことです。この「ハワイアンポチキ」の由来をご紹介いたします。


ハワイアンポチキができるまで

このハワイアンポチキの原形は沖縄にあります。


米軍が沖縄に基地を造ったとき、ハワイで人気のあったソーセージを沖縄に輸入したことが始まりで、その後、沖縄のメーカーがそのソーセージを真似て造り始めました。ハワイではこのタイプのソーセージは、ポルトガル風ソーセージという意味で「ポチュギーズ・ソーセージ」、略して「ポチギ」という名前で販売していました。沖縄にはポチギという大変に美味しいソーセージがあると聞き、そのソーセージを大山ハムで造ってみようということになりました。


この大山ハムを代表する商品も、商品になるまでには苦労がたくさんありました。開発当初(昭和40年代後半)は赤いウインナーの全盛の頃で、「辛い、にんにく臭い、おまけに高い」、こんなソーセージは売れないと社内では大不評でした。そんな意見に負けて配合の手直しを重ね、妥協を繰り返した結果「角をためて牛を殺す」の例えのとおり、出来たものは「何の変哲もない普通のあらびきソーセージ」になってしまい、結局日の目を見ませんでした。(あらびきウインナーが売れるようになったのは、ずっと後のことです。)


数年後、世の中は一段と豊かになり、少しくらい高価でも美味しいものが求められるようになっていました。「どうしてもあの味を諦めきれない」という思いと、時代の追い風が再びチャレンジに結びつき、再度ポチキの原点に戻って製造・販売することになりました。


当初は2キロ程度のボロニアソーセージで、大手ベーカリーのサンドイッチに採用されました。その評判が良く「ウインナーにすればもっと売れるはず」とウインナータイプを開発しました。昭和50年には名前を「ハワイアンポチキ」と商標登録し、立派な一人前の商品になりました。当初の持ち味を蘇らせた結果は大盛況で、折から(昭和61年頃)の激辛ブームにのり、お客様から大好評を博し当社のトップ商品の1つになりました。

【当社社内報(2004年 秋号 50周年特別記念号)より抜粋】










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