大山ハム

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ハムという言葉

私たちが日頃使う『ハム』という言葉は、英語の『Ham ハム』をそのまま使用して呼んでいます。
フランスでは「ジャンポン」、ドイツでは「シンケン」、イタリアでは「プロシュート」と呼ぶのはご存知の方も多いと思います。
ここでは、『ハム』という言葉についてご紹介しましょう。


英語のHam


英和辞典を開くと、Hamという言葉にはおおまかに次のような意味があります。
1. 豚のもも肉を塩漬けにして薫製したもの
2. その他の意味・・・アマチュア無線技師、町や村に関する意味



1.豚肉と関係する言葉

Hamの本来の意味は豚のもも肉を指す言葉で、豚のもも肉を加工したものの総称です。
日本では塩せきした豚肉を塊のまま加工して作る一連の製品を意味するよう用いられるようになりました。
Hamの言葉の起源は、中国で塩漬けを「鹹(ハン)」、塩漬け肉を「鹹肉(ハンロウ)」といったところから、この「ハン」が転じて「ハム」になったという説もあります。
また、ゲルマン語(xam)・ドイツ語(hammme)が語源となり、英語のhamとなったとも言われています。


フランス語のジャンボン


ジャンボンは本来豚などの「もも肉」を意味します。ジャンボンはjambe(脚)から派生してできたそうです。そのため、豚のもも肉を使用した加工品は、「ジャンボン・ド・○○」と言われています。
代表的なものでは、フランスで最も親しまれているパリ発祥の「ジャンボン・ド・パリ」という加熱ハムがあります。日本の「ロースハム」のようにもも肉以外の部位を使用した加工品には「ジャンボン」という名称は使用できません。


ドイツ語のシンケン


ドイツ語でハムは「Schinken シンケン」です。
豚ロース肉で作られる燻製生ハムをラックスシンケンと言います。ラックスとはドイツ語で鮭を意味しています。スライスした断面が鮭の身のように光沢のある鮮やかな紅色をしていることからそう言われるようになりました。




イタリア語のプロシュート(Prosciutto)


もともとは豚のもも肉を〝乾燥させる”(Prosciugare プロシュガーレ)からきている名前です。
ラテン語の「Perexsucttus(非常に干からびたもの)」が語源とされています。
プロシュット・クルード(prosciutto crudo)で「生ハム」(crudo=生)の意味になります。

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